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【コラム】6月は自身の資産形成を考える絶好のとき!

6月は夏のボーナス支給が始まる時期です。

この4月に入社した新卒社員は初めての支給に期待していることでしょう。


それに加えて、今年は春闘による賃上げ(ベースアップ)に加え、「定額減税」も6月の給与やボーナスから実施されるとあって、例年に比べると手取り額が幾分増加することになります。


一方で、今年度の住民税の賦課額も決まり、今月から支払いが始まることになります。

この1年のおおまかな収支状況が見えてくるのもこの時期なのです。


なかには、ボーナス、ベースアップ、定額減税による収入増で、その増収分を今から何に使おうかと思い巡らせている人も多いと思います。


こうした時期こそ、自分自身の資産形成に向けて、今一度考えてみる絶好の機会だと思います。決して背伸びすることはありませんが、投資の鉄則である「長期・積立・分散」の持つ意味をかみしめ、無理せず少しずつ始めることが一番です。


折しも、今年1月から「新NISA」がスタートしましたが、それ以来初めて迎えるボーナスとなります。


「新NISA」については、多種多様な情報が出回るなかで、そのメリットばかりが強調されていますが、あくまで投資を行う際の収益に対する優遇措置であり、投資自体を保護したり、投資による損失を補ってもらうものでもありません。


だれもが、そういうリスクを理解したうえで、余裕資産を投資に回し、それを社会全体の発展につなげようとする趣旨なのですが、そのあたりも丁寧に説明されているとはいえません。


当面の収支が見えてきた今、できるだけ多くの正しい情報に接し、「新NISA」をはじめ、iDeCo(イデコ)などの制度内容をよく確認したうえで、自身に適した方法を選択したいものです。


自身で判断できないときには、信頼できる友人や中立的な立場の専門家に尋ねてみるのが最も正しい対処法です。そのあたりを間違うことのないようにしたいものです。







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