2023.05.07
社労士となって、2年くらいになりますが、
この間、いろいろな事業者や労働者の皆さんにお会いして感じたのが、
「就業規則」の大切さでした。
皆さんもご承知のとおり、常時10人以上の労働者がいる事業所では、
「就業規則」を作って労基署に届け出ることになっています。
そして、その「就業規則」は労働者がいつでも見ることができるように
しておかなくてはいけません。
大きな会社では、もちろん立派なものを作っていますが、
小さな会社では、あることはあるが、作ったままになっていたり、
そもそも作っていないところも多いのが現状です。
特に「10人未満の事業所」は作成義務もありませんので、
「就業規則」はどうしても後回しになってしまいます。
でも「本当にそれでいいのか」と思ってしまいます。
「就業規則」は、その事業所でいえば「憲法」あるいは「基本法」の
ようなものだからです。
同じ事業所で働く使用者と労働者が決められたルールのなかで、
安心・安全、かつ、快適にしごとを進めるツールが「就業規則」では
ないかと思っています。
そのあたりについてまとめてみましたので、ご覧ください。
「就業規則」については、これからも「就業規則のABC」として、
順番にみていきたいと思っています。
それでは次回にまた!
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