今年秋以降の京都府の最低賃金を審議していた、地方最低賃金審議会から京都労働局長に対して、現在の1008円を50円(4.96%)引き上げ、1058円にするよう答申されました。
中央最低賃金審議会が示した引上げ額の目安は全国一律で50円でしたが、京都府ではそれに沿った内容の答申となりました。
引上げ額も率も2002年以降では最大となりました。
また、昨年が40円の引上げでしたので、この2年間で、90円の引上げとなります。
今後は、異議申立ての手続を経て、正式決定されることになります。
例年のとおり進めば10月1日から新しい最低賃金が適用されることになります。
ちなみに、関西の他府県の答申状況は次のとおりとなっています。
・大阪府:1114円(50円引上げ)
・兵庫県:1052円(51円引上げ)
・滋賀県:1017円(50円引上げ)
・奈良県:986円(50円引上げ)
・和歌山県:980円(51円引上げ)
兵庫と和歌山の2県が目安を1円上回ることとなっています。
関心のある方は、地方最低賃金審議会の答申を確認してください。
▸京都地方最低賃金審議会答申(京都労働局ホームページ)
それではまた!
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